家's、リメイクたんすをサブスク販売

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家's、リメイクたんすをサブスク販売

2020年06月26日

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たんすのアップサイクルや古民家ゲストハウス運営を行う家's(富山県高岡市)では、実験的にアップサイクルしたたんすのサブスクサービスを開始した。現在10竿ほどの在庫を用意している。

月額利用できるタンスの一例月額利用できるタンスの一例

サブスク利用者は、月額2300円~2万円程度の利用料を支払い、購入希望者には定価から月額費用を差し引いた額で販売する。開始時の送料は無料で、返却時に8000円の手数料が発生する。半年ほどのサブスク利用を見込んでいる。

仕入れは、同社の取り組みを知る周辺住民から無償回収する形が大半で、買取をすることもあるという。回収したたんすを、同社と提携する職人やアーティストが補修し、手を加えたものをECで販売、またはサブスクで提供。利用者から返却されたたんすは修繕し、再びサブスク家具として活用する。

「古いたんすならではの装飾性や情緒性を知ってほしい」と話す伊藤昌徳社長は東京の人材系会社を経て富山へ移住し、起業。民泊を運営する中でたんすの魅力に惹かれたという。

伊藤昌徳社長伊藤昌徳社長

第490号(2020/6/25発行)2面

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