ブックオフGHD、感染下で商圏縮む 「お客」軸でサービス見直し
2020年07月21日
コロナ提言INTER VIEW
緊急事態宣言下では直営既存店売上が前年比60%台に下落したブックオフ(神奈川県相模原市)。大型店休業が大きなインパクトとなった。今期は新規出店を控え、足元では古着依存の高い商品構成を見直す体制に入る。
堀内康隆社長はコロナ下で実店舗の商圏は狭まると予想。今後はアプリで送客を図るほか、「お客」軸でサービスを組み立てるという。
ブックオフグループホールディングス 堀内 康隆社長
大型店は今期出店なし
売場の古着比率も再検討
――緊急事態宣言下では、最大時約250店で、土日祝日または全日で休業しました。4月の直営既存店の売上前年比が64.4%、5月が68.4%に落ちています。
第491号(2020/7/10発行)9面