中古バイク成約相場
情報流通支援サービスのオークネットが運営する、全国約4,500店のバイク販売店が参加するITオークションで、成約した車両を排気量別に分けて集計
〈50cc~125ccクラス マグナ(ホンダ)人気もUP〉
原付一種クラスのスポーツ車需要はプラスに転じています。マグナ50(ホンダ)などレジャーとスポーツ車は特にしっかりとした相場が展開されています。マグナ(ホンダ)は10万円を超える玉が増加し、エイプ(ホンダ)、ズーマ(ホンダ)なども同様の動向です。125ccスクータークラスは相場がこなれたとはいえ人気高に変わりはありません。PCX(ホンダ)は10万円前後が中心です。
〈250ccクラス 小売20万円車の需要増加か〉
コロナ回避から、気軽に乗りたい需要でこのクラスの20万円前後までの小売販売が好調との声も販売店から聞こえてきます。もちろん、現行スポーツ車の人気も高くYZF-R25(ヤマハ)の玉数も増加していますが、まだ32万~40万円台が中心です。新発売のニンジャ4気筒(カワサキ)の価格が91万円に高騰し、これが中古車にもどんな影響を与えるのか注目でもあります。
第494号(2020/8/25発行)6面