ネット売上昨対2倍
出品数増加し急伸
アプリ刷新などネット強化を急ぐ
ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)では8月直営店のネット売上が昨対比2倍になった。ネット出品数が増加したことが要因。併せてEC、公式アプリも刷新し店舗を軸としたオムニチャネル化を推進する。
同社はコロナ下で、特に衣料品を扱うモードオフや、総合リユースのオフハウスで苦戦を強いられた。そこで同社のスーパーバイザーを通じてネットモールへの出品を呼びかけ、5月から8月にかけて出品数を徐々に増やしたという。
ハードオフ子会社でソフト開発を行うリンクチャネル(新潟県新発田市)の入倉孝行社長は「オフハウスなど、買取量が多くネット出品の負荷が大きかった店舗で3~4倍伸びました。モードオフでは元々ハイブランド品を出品していましたが、店舗の売れ筋よりも少し高いミドルブランドの売れ行きが良いと判明しました」と話す。
第496号(2020/9/25発行)2面