ゲーム機やPCレンタル、昨対3倍
在宅で需要増す
モノカリ! はカメラが主力商材だ
レンタルサービス「モノカリ!」を運営するスペクトル(東京都中野区)は、ゲーム機・PCのレンタル件数が昨対の約3倍に伸びている。コロナで在宅時間が増してニーズが一気に増加したことが背景にある。3月には総レンタル件数が2月の半分近くまで落ち込んだものの、取材時の9月には通常時の7~8割まで復調した。
同社の取り扱うPS4やニンテンドースイッチなどのゲーム機はコロナ後に「定価で買えないほどに世間で需要が増加した」背景を追い風に、またPCは在宅ワークで急遽必要となった層を中心としてそれぞれレンタル利 用された。特に人気のPCは12.5型のノートPCで、カメラ機能が付いたもの。社会人に限らずオンライン講義で必要となった大学生も利用するという。また「お片付け需要」を受けて高圧洗浄機の利用も目立った。
第498号(2020/10/25発行)5面