法人企業向けに買取販売を行うちょいと(東京都大田区)は家電、ゲーム機に特化したCtoCプラットフォーム「トロック」のサービスを10月10日に開始した。出品前に自社倉庫で状態などの査定や保管を行うことで、利用者が粗悪品や偽物を購入する不安感をなくし安心して利用できるようにしている。
トロックでは家電、ゲーム機に特化
対象商品は現状、新品と新古品のみだが、メインターゲット層が一般利用者であるため中古品の取り扱いも今後行っていく予定だ。また実装予定として代行便サービスを行う。同プラットフォームに出品用に預けた商品は他社プラットフォームに平行出品が可能で、売れた場合は送り先を同社に伝えることで発送を代行するというもの。代行便料として1商品、梱包資材分の110円を手数料として受け取る。久保田吉了社長は「出品者を集めることが必要になるので利益を抜きにしてでも出品がしやすい状況を作ることに努めています」と話す。このサービスが実装されることで、利用者は保管場所や梱包の手間を削減できる。
第525号(2021/12/10発行)2面