家事代行のカジタク、ブックオフと事業提携 不用品のリユースに繋げる
2022年01月12日
家事代行サービス「カジタク」(東京都中央区)を運営するアクティアは、12月1日よりブックオフ(神奈川相模原市)との事業提携を開始した。家事代行中に利用者から出た不用品をブックオフが買取り、寄付の業務を行いリユースに繋げていく。昨年のメルカリ(東京都港区)を含む3社合同の取組みとは異なり、同サービスは常設の取り組みで新たに寄付の機能を追加した。寄付機能が追加され、捨てる以外の選択肢を広げることで利用者の満足度向上を狙う。
カジタク内サービスに買取り、寄付が追加
サービスの流れは、家事代行を行う中で出た不用品の処理について、カジタクのスタッフがブックオフ作成の案内チラシと買取専用キットを配布。後日、利用者がブックオフの専用問い合わせ窓口に連絡し、ブックオフのスタッフが集荷に伺うというもの。カジタクでは高齢者の利用が多いことから、ブックオフ側で専用電話窓口を設けて手軽に相談、問い合わせができる施策を行っている。開始から間もないが反響は大きく、年末にかけて利用者拡大が見込まれる。
家事代行リーダー
大谷嵩史氏
第527号(2022/1/10発行)15面