東証新市場区分、リユース業界のプライムは11社
2022年02月01日
東京証券取引所の再編に伴う新市場区分が4月4日から開始するのに先駆け、1月11日に各上場企業の新市場区分が発表された。リユース企業27社を見ると、1部企業がプライム、2部・ジャスダックスタンダード企業がスタンダード、マザーズ企業がグロースへ、それぞれ横移動する結果となった。
リユース企業、プライム11社
4区分から再編 役割より明確に
新市場は、これまでの東証1部・2部・ジャスダック・マザーズの4区分から、新たに「プライム」「スタンダード」「グロース」の3区分に分かれる。プライムでは国内外の機関投資家から投資対象となるべく、高い企業統治能力が求められる。スタンダードでは一定の時価総額を持ち、中長期的な持続と成長が求められる。グロースでは高い成長可能性が求められ、新興企業などが対象となる。
東証上場の全3777社のうち、プライムが1841社(48.7%)、スタンダードが1477社(39.1%)、グロースが459社(12.2%)。
第528号(2022/1/25発行)16面