三信、ゴルフ用品のシェアリングサービスを展開

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三信、ゴルフ用品のシェアリングサービスを展開

2022年05月03日

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三信(東京都中央区)では、ゴルフ用品のシェアリングサービス「ラビシェア」を展開している。ゴルフ用品を貸したい個人・メーカー・小売が出品し、借りたい人がレンタル、そのまま購入もできる。レンタルは14・30・90日間から選ぶ。

個人の出品が一番多いという個人の出品が一番多いという

貸し手にかかる費用は仲介手数料とゴルフ用品の送料。借り手(買い手)にはレンタル代、レンタル手数料18%と返送料、購入の場合は販売手数料10%がかかる。レンタル手数料には商品の盗難・破損に対する補償代も含まれる。アイテムの中でも人気なのはゴルフ用品小売「二木ゴルフ」のクラブセット。初心者のサービス利用多いため、セットでの出品が多い二木ゴルフが需要に応えているという形だ。

サービス開始のきっかけは、コロナ禍でゴルフ人口が増えたことだ。増えたプレイヤーに継続してゴルフを楽しんでもらい、定着して欲しいという想いがある。また、ゴルフクラブは高いので手軽に買えない人がいる。一方で、ライフステージの変化などからゴルフをプレイする機会が減った人もいる。眠っているクラブを掘り起こし必要な人に使ってもらうことで、業界が活性化するという考えだ。

3月末まで実施した購入手数料が無料になるキャンペーンは好調。購入はもちろんレンタルする人も増えたという。「大々的なプロモーションも行っていきたい。目標は1年後に1万ユーザーに到達すること」と、事業責任者の菅原拓哉氏は話す。

第534号(2022/4/25発行)5面

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