2022年に起きたリユース業界の重大ニュース10選
2022年12月31日
2022年は円安で越境販売に注目が集まった。また、物価高で消費者がリユース品を選択肢とする動きもあり追い風が吹いた。今年起きた業界の重大ニュース10選を振り返る。
円安、越境販売に好機
物価高で割安なリユース品に脚光
【1】32年ぶりの円安、越境販売に好機
2022年は円安傾向が顕著になった。円相場が1ドル150円まで下落したのは1990年以来32年ぶりの水準。また、コロナの影響で高騰していた海上運賃が下落傾向にあることや、越境ECサービスの充実により、リユース品の越境販売にとって好機となった。
4月某日、都内の外貨両替店では1米ドル=131円に
【2】物価高、リユースに追い風
半導体不足やウクライナ侵攻、円安急進を受けた原材料高・原油高を背景とした値上げが起こっている。これにより、消費者の節約意識が高まり、リユース品の購入や不用品の売却など、リユースを選択肢とする動きが高まるなど市場としては追い風となった。
第550号(2022/12/25発行)24面