非ゲーマーにも「ゲーミングチェア」

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非ゲーマーにも「ゲーミングチェア」

2023年07月07日

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リステージ 商品TREND 家具編

在宅機会が増え、ゲーム以外の用途でも需要が高まっている「ゲーミングチェア」。長時間座っても疲れを感じづらいなど、一般的なオフィスチェアと比べ優れる点がある。AKRacing(中国)など人気メーカーでも、中古品なら1脚1万円前後~2万円台の価格で出回り、手頃感がある。新品市場は上向いていることから、今後リユース市場でも成長を期待できる商材だ。

中古1脚1~2万、人気ブランドも手頃価格

リステージ ソウユーの松戸店で売られていたゲーミングチェア。一般的な企業向けのオフィス家具と異なり、個人向けに訴求しやすいというソウユーの松戸店で売られていたゲーミングチェア。一般的な企業向けのオフィス家具と異なり、個人向けに訴求しやすいという

オフィスチェア・デスクに、書庫やロッカー。こうした一般的なスチールオフィス家具が並ぶ中、赤色のデザインであしらわれたゲーミングチェアが一際目立っている。価格は1脚6600円。ここは中古オフィス家具のリユースを手掛けるソウユー(東京都千代田区)の「松戸店」だ。

仕入れは、オフィスの閉業や移転などに伴う不用品買取によるもの。同社の仕入れ担当者によると、「相対的に見ればゲーミングチェアの取扱いは少ないが、若めの個人経営者から買い取らせてもらう機会が多い」。

同社は店舗を構えて小売りも行うが、販路の大半を占めるのは業者間オークション。それでも、個人向けに訴求しやすいゲーミングチェアは店舗に出すと動きやすい。「新品で3万~4万円はするが、(当店は)安いデザインは1万円前後から購入が可能」(同)。ホームページには、「家具市場でゲーミングチェアは流行!?」のタイトルでコラムを綴るなど、店舗集客につなげている。

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第563号(2023/07/10発行)11面

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