「リユース店 モデル分析 Vol.21」服部管楽器、店舗ではスタジオや修理など他事業を訴求

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「リユース店 モデル分析」

「リユース店 モデル分析 Vol.21」服部管楽器、店舗ではスタジオや修理など他事業を訴求

2023年11月28日

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小売りを行うリユース店の収益力はどれくらいあるだろうか。月商のほか、商品点数や売場の広さから、店舗運営が成り立つモデルを分析していく。

(1)平均月商:-
(2)平均月間客数:-
(3)中心客単価:-
(4)中心商品単価:10~20万円
(5)粗利率:60~70%
(6)売場坪数:15坪
(7)商品点数: 約150点(マウスピース等の小物含む)
(8)在庫回転日数:目標値で1ヵ月

服部管楽器 このほど東大阪にも出店したこのほど東大阪にも出店した

服部管楽器

岡山から全国に店舗網を広げているのが 服部管楽器(岡山県岡山市)だ。岡山で創業し、西巣鴨・東大阪にも出店。売上高に占める割合は店舗よりもネット販売のほうが高く、店舗は併設したスタジオ事業や修理事業など、他の魅力を訴求する場となっている。

同社は楽器のなかでもトランペットやトロンボーンなどの管楽器を専門に扱い、修理と中古売買を手掛けている。ヤフオク!やメルカリなどのプラットフォームにも早期から参入し、自社ECでも販売。店頭には大型の管楽器だけでなく、マウスピースやリガチャ―(マウスピース用の固定具)などの小物もラインナップする。マウスピースでもヴィンテージとなれば20万円で売れることもあるという。「中古管楽器とその周辺小物は単価が高く、利益率も悪くない。そのため、近年では大手売買プラットフォームを主戦場に他のリユース店が参入してきている」と服部悟社長。

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第572号(2023/11/25発行)18面

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