新品アパレル大手のウィゴー（東京都渋谷区）が展開する古着卸事業「ウィゴー古着卸倉庫」（大阪府箕面市）が人気を博している。同社は2021年に"全国一斉古着リニューアル"と打ち出して古着事業を再強化し、今年の2月から古着卸倉庫も開放していた。在庫は常時5万着以上を用意し、現状ではネット販売を専門とする個人バイヤーが数多く訪れているという。
今年開業の卸事業 個人バイヤーに人気
在庫は常時５万着以上
バイヤーしか入れないスペースも設けた
倉庫は今年の2月から一般客向けに実験的な開放をはじめ、5月から業者向けにオープン。倉庫の平均月商は1000万円だ。一般開放は現在不定期で開催しており、一般客とバイヤーがバッティングしても問題がないように、バイヤーしか入れないスペースを別途設けている。世界中からバイヤーが買い付けた輸入古着をストックし、1日を3ターンに分けてバイヤーの来店を受け付ける。
第574号(2023/12/25発行)11面
