ニューバランスがリセール参入
2024年03月09日
米国のスポーツ用品大手ニューバランスは2月5日、リセールプログラム「Reconsidered(リコンシダード)」の開始を発表した。既にサイト上では、中古品の販売が始まっている。また、日本国内においても、期間限定のポップアップショップでの販売に取り組んでおり、今後の動向が注目されている。
下取り品をサイト限定利用クーポンで還元
米国内8店舗と
郵送で下取り
ニューバランスの「リコンシダード」サイト
ニューバランスが米国で始めたリセールプログラム「Reconsidered(リコンシダード)」。消費者は同社のサイトで中古のシューズを購入できるようになった。ユーザーから下取りした商品、返品や新品として販売できないB品も販売されている。
ユーザーは、同社製のシューズを郵送(送料として7.5ドル分下取り額から引かれる)、または店頭に持ち込むことで、同社のオンラインサイトでの購入に使用できるクーポンを受け取れる。下取りする製品の状態等によって、クーポンの価値は変わるようだ。店内下取りプログラムは、8つの小売店で試験的に実施。今年後半には米国の対象店舗を拡大する予定だ。
サイト上では、スタイルIDを入力することで、下取り価格を見積ることができる。
第579号(2024/03/10発行)14面