リングロー、性別適合手術を受けて男性に 多様性を受け入れる社風に惹かれて入社

検索

「ダイバーシティ 多様性」

リングロー、性別適合手術を受けて男性に 多様性を受け入れる社風に惹かれて入社

2024年07月01日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タイバーシティー 多様性

現在、企業では性別や国籍、年齢や障がいなどに関わらず、多様な人材を活用することが求められている。中古PC 販売のリングロー(東京都豊島区)で働く賀川亜純さんは、女性から男性へと性別を変更したトランスジェンダー。あえて特別扱いしない環境が働きやすいと感じている。

リングロー 賀川亜純さんリングロー
ブランド戦略本部 人事総務部
賀川亜純さん

30歳。東京都出身。大学時代、ワーキングホリデーを活用し留学。2017年に帰国。2019年3月にタイで性別適合手術を受ける。就職活動を経て、2020年11月にリングローに入社。人事総務部で採用活動や労務管理業務を担当している。

女性として生まれた賀川亜純さん。自分の性別に違和感を感じ始めたのは、小学2、3年の頃。初恋が女の子で「あれ」と思っていた。

その後、親の勧めで中高一貫の私立女子校に進学。当時からトランスジェンダーかもという自覚はあったが、あまり考えないようにしていた。

カミングアウトのきっかけは成人式。振袖を着るのが嫌で成人式には出席しなかったものの、友人達と飲みに行った際に酔いの勢いに任せて打ち明けた。「返ってきたのは『へえー、そうなんだ』という反応。友人は体育大学出身で、私のような人が結構周りにいたんだそうです」

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第586号(2024/06/25発行)19面

Page top
閉じる