人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。今回はアンティークショップと総合リユース店をレポートする。
銀座駅C1番出口すぐ。銀座ファイブの2階にある
銀製品を扱うアンティークティアドロップ(東京都中央区)では、お客に商品知識をつけてもらう事を心掛けている。接客の時に、商品の歴史や素材を噛み砕いて説明している。お客に知識が身に付く事で、商品の目利きが効く様になり、銀製品への関心が高まる。それにより、リピーターが増えたという。
日頃からのコミュニケーションを大切にし、お客が商品に詳しくなる事で〝アンティークは高価だが、購入をチャレンジしてみよう〟とお客に思って貰えるという。「昨今、インターネット販売が主流になりつつあるが、対面販売の良さを忘れずに活動したい」(服部由美代表)。
また、イベントにも出展。その際は、実店舗のある銀座ファイブにて発行しているパンフレットを、100部程持参。出展会場でパンフレットを配り、さばききる事ができた。立地を説明し、足を運んで貰える様、心掛けた。その際には、「駅近」「雨に濡れずに行ける」等の情報を加え、立ち寄ってみたいと思えるきっかけを作った。
イベント会場で配布しコミュニケーションを図る
アンティークティアドロップ 服部由美代表
434号(2018/02/25発行)18面