ヴィンテージカメラオークション、1周年開催で出来高2100万円 お台場へ会場拡大も視野
2019年05月28日
カメラ古物市のヴィンテージカメラオークション(運営:トリアイナ・東京都江東区)が、1周年開催となった5月10日の競りで2100万円の出来高を上げた。約30社が参加した。今後は参加者の増加を見据え、東京・東久留米からお台場への会場拡大・移転を視野に入れている。
同市場では、主にヴィンテージのフィルムカメラの本体やレンズを競る。今回の商品量は2000点以上のボリュームだった。1周年を記念し、感謝祭と題して参加費と手数料を無料としたことが奏功し、通常月より1.5倍となる出来高となった。
イーベイやヤフオク!でネット販売を手掛ける参加者の1人は、「半年ほど通い続けており、低単価の物を月200点仕入れている。本日は手数料無料の影響で競り合いが活発。いつもより1割ほど仕入れる量が減りそうです」と感謝祭独特の雰囲気について語った。
トリアイナは年5万件の出張買取を通し個人よりカメラを買い取っている。同市場の物量の7割が自社出品。
第464号(2019/05/25発行)3面