岡本総本店、中古家具に進出 コロナで開店前倒し
2020年05月17日
三重と名古屋で家具やインテリアの販売を手掛ける『岡本総本店(三重県四日市市)』は3月14日、旗艦店に中古家具専門売場を設けた。
Re needs売場の様子
岡本総本店津店の4階フロアに設けられた「Re needs(リ・ニーズ)」売場には100坪分のスペースがあり、ブランド家具を中心に机、椅子、戸棚、革張りソファ、商談机などが並ぶ。同社は顧客から定期的に家具の引き取りを依頼されていたが従来は断ってきた。だが近年の中古市場の拡大を受けて、参入に本腰を上げた。「販路の拡大を考える上で中古市場は魅力的だった」(岡本浩延社長)
岡本浩延社長
Re needsフロアの開店は当初4月の上旬ごろを予定していたが、コロナの影響で客足が鈍り、急遽3月の半ばに前倒しとなった。
第487号(2020/5/10発行)6面