ワットマン、増収続く

営業益は全月昨対120%超え

神奈川を基盤に展開する総合リユースのワットマン（神奈川県横浜市）は6月1日に20年3月期決算を発表した。売上は36億8100万円で前年比5.6%増収、純利益は2億5600万円で47%の増益だった。

同社は16年より「改革」として人材マネジメントを大きく変えたことで業績をV字回復。20年度は引き続き、経営基盤の構築に注力していた。

また海外にも進出し、7月にタイ1号店、9月に2号店、1月に3号店のペースで展開した。結果、増収増益となり、営業利益に関しては全ての月で昨対120%超。3月もコロナの影響で売上は減少したが、営業利益は120%をキープしたと発表している。

同社は今後も「攻めと守りの5つの戦略」と題して、「商品と売り場の強化」「買取強化」「ネット事業の拡大」「店舗の生産性向上」「人材マネジメントの確立」に力を入れる。

第489号(2020/6/10発行)2面