「ほん、と」、商店街の活性化へ24時間無人営業の古書店
2020年10月13日
商店街に佇む無人の中古店
地域の目が窃盗防止に
コロナを受けて非対面・非接触の取引がリユース業界にも浸透する中、無人で商品を販売する店舗が現れた。どんな仕組みで販売し、どんな管理体制を整えているのか。古着店と古書店に話を聞いた。
杉本恭佑 店主
会計はガチャガチャ? 24時間無人営業の古書店
昨年の8月、復活した商店街として各メディアで取り上げられる油津商店街に無人古書店「ほん、と」(宮崎県日南市) が開店した。無人古書店として有名な東京三鷹の「BOOK ROAD」の仕組みを参考にしている。
日南市の地域おこし協力隊として働いていた杉本恭佑店主は、商店街のさらなる活性化を図るべく新規事業を模索している中、BOOK ROADについて書かれた記事を発見。影響を受けた杉本店主は、実際に同店まで足を運び、同店の中西店主に「仕組みを参考にしたい」と直接伝えたという。
第497号(2020/10/10発行)14面