大塚家具、リユース部門子会社を吸収合併「経営資源集約で効率化を図る」
2020年12月24日
リユース部門子会社を吸収 経営資源集約のため
ヤマダホールディングス傘下の大塚家具(東京都江東区)は12月10日に開催した取締役会で、中古家具の修理や卸などを手掛けていた子会社リンテリアを来年2月より吸収合併することを決議した。経営資源を集約し経営の効率化を図る。
リンテリアは2015年設立の大塚家具完全子会社。大塚家具の顧客から引き取った中古家具を修理し、大塚家具店頭での再販に貢献していた。大塚家具ブランド以外の家具も扱い、業者への卸売りもしていた。設立以降着々と売上高を伸ばし、2017年度では前年4倍にあたる3億9600万円を上げていた。大塚家具ならびにリンテリアでは決算月を12月から4月に変更しており、16ヵ月間決算となった2020年4月期においては、リンテリアの売上高は7500万円、営業利益はマイナス4200万円と低迷していた。
第502号(2020/12/25発行)3面