トヨトミ、グループを挙げてSDGsを推進
2021年07月17日
石油ストーブメーカーのトヨトミ(愛知県名古屋市)では、グループを挙げてSDGsを推進する。新規子会社「トヨトミSDGs」では、リユースに力を入れる。
同子会社の前身は同じくトヨトミの子会社にあたる「豊臣工業」。ここでは輸送による箱不良や本体の打こん等でエンドユーザーから返品された製品を修理し、トヨトミの既存流通先であるホームセンターや町の電気店にリユース品として卸していた。トヨトミSDGsではこのリユース事業を継承するほか、新しくアマゾンでの中古販売も始めるなど、現在販路を広げている。
SDGs推進の子会社
石油ストーブのリユースなど
トヨトミSDGsではストーブのリユースや修理に対応
トヨトミSDGsの社員全員がトヨトミの定年退職者という。トヨトミの業務部販促企画課の三浦大基氏は、「当社で長年やってこられた経験者の技量やノウハウは宝。働き方改革も意識し、雇用の面でのSDGsもしっかり抑えていければ」と話す。
第515号(2021/7/10発行)6面