三木楽器が東京初出店、御茶ノ水にギター専門店「Smalls guitar shop」
2023年07月06日
楽器店10店舗と音楽教室を運営する三木楽器(大阪府大阪市)は4月、東京・御茶ノ水にギター専門店「Smalls guitar shop」をオープンした。同社は、2025年に創業200年を迎える老舗企業。これまで音楽教室を含め関西エリアを中心に事業を展開してきたが、初の東京出店に至った。
照明器具や家具は、アンティークショップで購入したものも
ハイエンド向けで差別化
同店は楽器店が集まる激戦区内に、15坪ほどのコンパクトな売り場を構える。御茶ノ水は楽器初心者や学生をターゲットとした店舗が多いため、ハイエンド向けで差別化を図る。
同店で取り扱う楽器本体約150本のうち、半数以上を占めるのは1969年までに生産されたヴィンテージ品と中古品だ。新品はギブソンやマーチンなど主要メーカーは扱わず、ギター工房や個人製作家による少量生産の商品に絞る。商品の中央単価は、アコースティックギターが70万〜80万円、エレキギターが40万〜50万円だ。
中古とヴィンテージギターは、委託販売が3~4割を占める
第563号(2023/07/10発行)3面