中古サッカー専門店TRENTUNO31、海外支援がファンの心掴む
2018年01月22日
サッカー用具専門のリユースショップTRENTUNO31(東京都目黒区)は、2006年の創業以来、途上国にサッカー用品を寄付するボランティアを行っている。
サッカー用品が所狭しと並ぶ
青年海外協力隊や学生団体ワールドフットなどと協力し、これまで20ヵ国以上の国へユニフォームやシューズの寄付を行ってきた。
定期的な支援も行っており、例えばアルビレックス新潟ミャンマースクールには年3回の寄付を行っている。1回につき、シューズ100足、ユニフォーム100着などの実績がある。
こうした活動が口コミやSNSを通じて認知されることで、共感を得たサッカーファンからの買取り依頼を促進。「使わないけど家の箪笥に眠っているという商品を見つけて、新たな価値を生み出すことが出来ます」(今岡禎二代表)。
日本代表レプリカ
寄付するのは、使用には問題ないが、日本では販売することが難しい商品。同店では草サッカーチームのユニフォームなど、一般的には買取りが難しい商品でも値段を付けて買い取る。その在庫を寄付に活用している。
2017年10月期の売上げは約3000万円で、前期比10%増の成長を達成している。
TRENTUNO31 スタッフ 細谷祥行氏
431号(2018/01/10発行)19面