ナップワン、分単位で、ジムを有効利用 会員登録不要のフィットネス

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ナップワン、分単位で、ジムを有効利用 会員登録不要のフィットネス

2020年04月22日

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~経済を変える!?
最新シェアリングエコノミー動向~

『ナップワン(東京都港区)』が運営する「Nupp1(ナップワン)」は、フィットネス向けシェアリングサービスだ。2019年5月にリリースし、1分単位での料金決済方法が注目を集めている。スマートフォン専用アプリのダウンロード数は2万を突破し、利用可能店舗は166店舗に及ぶ。

1分単位で利用できるのが特徴1分単位で利用できるのが特徴

「フィットネスジムの会員になっても続かないが、やめたらやめたでまたやりたくなる。好きな時に好きな分だけ利用できるサービスが必要とされていると思った」(柿花隆幸社長)

柿花隆幸社長柿花隆幸社長

同サービスはジムごとに会員登録や事前予約をせずに利用できる。専用アプリでジム検索や空席情報の確認ができ、料金はサービスによって異なるが最安で1分あたり15円だ。支払料金の30%が同社のマージンとなる仕組み。1日の最大利用料金の平均は総合フィットネスクラブの場合で約3000円〜4000円、ボルダリングジムの場合約2000円。平均利用は1回約80分、月2回程度。男女比は7:3で20〜30代の支持を最も集める。地域は関東、関西、中部に集中しているが今後は更に展開していく予定だ。

同社は小田急電鉄や賃貸住宅の「OYO LIFE(オヨライフ)」、クレディセゾンと提携し、さらなる利用機会増加を目指す。また1時間や1ヵ月単位での利用、その他習い事等別ジャンルの分単位利用も開拓していく。

第485号(2020/4/10発行)14面

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