ネットオフ、中古児童書 学習書売れる 宅配買取も増加
2020年05月20日
巣ごもりでリユースいろいろ
『リネットジャパングループ(愛知県名古屋市)』が運営するネット古書店「ネットオフ」が順調だ。2月末頃から販売、買取ともに多く、3~4月にかけてはより顕著だという。
同社リユース事業部執行役員の星野勝之氏は、「3月の新生活シーズンを終えて、例年だと買取・販売が落ち着く4月になっても順調だ」と話す。2月末より、まず児童書の販売が増加。3月に入ると、学習書、漫画、ゲームソフトなど若年層向けの書籍・メディアや、文芸、ビジネス本が顕著に売れた。「決算前なので数値は伏せるが、宅配買取も好調」(同氏)。
外出自粛要請を受けての"巣ごもり"により家の整頓を行う人の増加や、実店舗に行きにくい社会情勢が背景にあるのではないかと星野氏は推測している。
リネットジャパングループ 星野勝之 リユース事業部執行役員
第487号(2020/5/10発行)13面