古書を扱うユニークな取組みを紹介します。
広告会社のおじさん(岡山県岡山市)が展開する古書店「本とおじさん」がこのほど開店した。仕入れは店主と関わりのあるクリエイターからの寄贈でまかなう。クリエイター垂涎の専門書を揃え、そこから本業の顧客開拓までつなげたい考えだ。
気鋭の広告会社が古本店
本を窓口に顧客開拓
蔵書は300冊で、一部新刊も扱う。
同社はバーも運営する。そこにはデザイナーやライターやアパレル店員や起業家などが訪れ、集まったメンバー同士で新しい仕事が生まれるケースも。いわばクリエイターのハブであり、同社はそういった場を提供することで本業の広告業に集客してきた。
第533号(2022/4/10発行)19面